「ワイヤレスイヤホンの音質には満足できない」「長時間の装着は耳が疲れる」——そんな悩みを抱えるオーディオファンやガジェット好きに向けて、SOUNDPEATSがフラグシップモデル「H3」をリリースしました。
今も実際に「SOUNDPEATS H3 」で高音質の音楽を聞いていますが、音質について「これ以上何を望むんですか?」というくらい満足度が高いです。
ノイズキャンセリングもしっかり効いているためか、没入感もあって音楽の世界に浸れます。
こんな人におすすめ
- お手頃な価格で高音質なワイヤレスイヤホンを探している方
- ノイズキャンセリングを搭載したワイヤレスイヤホンを探している方
- SOUNDPEATSのワイヤレスイヤホンが好き
上記のような方におすすめです。
【概要】SOUNDPEATS H3 ワイヤレスイヤホン

項目 | SOUNDPEATS H3 |
---|---|
ブランド | SOUNDPEATS |
重さ | 約6g(イヤホン/片方) 約53g(充電ケース+イヤホン両方) |
カラー | ブラック |
形式 | カナル式 |
再生可能時間 | 最大7時間(本体のみ)/ 最大37時間 (ケース使用時) |
通信方式 | Bluetooth 5.4 |
充電端子 | USB-C |
防水レベル | IPX5 |
対応コーデック | aptX Adaptive/aptX Lossless/LDAC/AAC/SBC |
主な機能 | ANCノイズキャンセリング マルチポイント接続 1DD+2BA ドライバー搭載 LDAC対応 |
発売年 | 2025年5月 |
価格 | 15,880円(税込) |

- イヤホン本体&ケース
- イヤーチップ(5種類 ※本体標準装備含む)
- 充電ケーブル(USB-C to USB-A)
- 取扱説明書
- キャラクターシール
【レビュー】SOUNDPEATS H3 ワイヤレスイヤホン

「SOUNDPEATS H3 ワイヤレスイヤホン」を実際に使用して感じたのは、音の広がりと深みがあり、ノイズキャンセリングの効きの良さも加わって、非常に没入感のある体験ができるイヤホンです。

ケース開閉部分は半透明となっています。

イヤホン本体はスケルトン構造でメカニカルな印象です。

片耳で約6gと軽量です。

ワイヤレス充電には非対応で、USB-Cケーブルでの充電となります。

大きさの違うイヤーチップが5種類あり、左右で耳の大きさが違う人などにも対応できるのは◎

ブラックとゴールドのカラーリングが高級感を演出しています。

フラグシップモデルだけあって、広がりのある音質はすばらしいです。

再生時間は7時間あり、普段使いなら充電しなくても一日十分持ちます。
SOUNDPEATS H3 ワイヤレスイヤホンの良かった点
良かったところ
- 有線に迫る解像度!ハイブリッドドライバーとLDACが織りなす高音質
- -55dBの静寂とクリアな音声。最強クラスのノイズキャンセリング
- 長時間でも疲れない。独自のセミインイヤー構造と快適な装着感
- 専用アプリ「PeatsAudio」でカスタマイズ可能
- フラグシップモデルとしてのデザイン性のある存在感
それぞれ解説します。
有線に迫る解像度!ハイブリッドドライバーとLDACが織りなす高音質

「SOUNDPEATS H3 ワイヤレスイヤホン」の最大の魅力は、ワイヤレスイヤホンなのかと思うくらいの高音質さにあります。
- ハイブリッドドライバーの妙技
高音域用のBAドライバー2基が、シンバルのきらめきや弦楽器の繊細な倍音を忠実に再現。一方、大口径12mmのダイナミックドライバー1基が、深く沈み込みながらも輪郭の明確な低音を生み出します。この2つが見事に融合することで、音の粒立ちが良く、広大なサウンドステージを実現しています。
- ハイレゾコーデックへのフル対応
最大990kbpsの伝送量を誇る「LDAC」や、CD音質をロスレスで伝送する「aptX Lossless」に対応。対応するAndroidスマートフォン等と組み合わせれば、ワイヤレスとは思えないほどの情報量豊かなサウンドを体験できます。もちろん、iPhoneユーザーでも高音質な「AAC」接続で、本機のポテンシャルを十分に楽しむことが可能です。
- Snapdragon Sound™️対応:
対応スマートフォンとの組み合わせで、接続の安定性、低遅延、高音質再生といった総合的なオーディオ体験が向上します。
-55dBの静寂とクリアな音声。最強クラスのノイズキャンセリング

音楽への没入感を高める静寂と、ストレスのない通話環境。「SOUNDPEATS H3 ワイヤレスイヤホン」は、その両方を高いレベルで実現しています。
- SOUNDPEATS史上最強のANC
最大-55dBという業界トップクラスのノイズ低減性能を誇るハイブリッドAIノイズキャンセリングを搭載。フィードフォワードマイクとフィードバックマイクが周囲の騒音を正確に捉え、AIがリアルタイムで最適な消音処理を行います。電車や飛行機の轟音からカフェの喧騒まで、静寂空間を生み出します。
- AI通話ノイズリダクション
左右合計6基のマイクと高度なAIアルゴリズムが、自分の声と周囲のノイズを分離。駅のホームや風の強い屋外でも、自分の声だけをクリアに相手へ届けます。テレワークやオンライン会議の品質が格段に向上します。
- 自然な外音取り込みモード
イヤホンを着けたまま会話したい時や、駅のアナウンスを聞きたい時に便利な機能です。特に「人声強調モード」は、雑音を抑えつつ人の声だけを明瞭に届けるため、非常に役立ちます。
長時間でも疲れない。独自のセミインイヤー構造と快適な装着感

どんなに高音質でも、着け心地が悪ければ長時間の使用は苦痛になります。「SOUNDPEATS H3 ワイヤレスイヤホン」は、その点においても優れています。
カナル型のような耳への圧迫感がなく、インナーイヤー型よりも外れにくい、独自のセミインイヤー構造を採用。耳のくぼみに優しくフィットし、まるで体の一部であるかのような自然な装着感があります。
専用アプリ「PeatsAudio」でカスタマイズ可能



専用アプリ「PeatsAudio」で、イコライザーなどカスタマイズが可能です。
10バンドEQで細かな帯域調整ができ、プリセットも豊富。ゲームモードやタッチ操作の割り当て変更、音量ステップ最適化、ファームウェア更新にも対応し、使い勝手と音質を一体でチューニング可能です。左右個別の操作設定や低遅延切替でシーンを問わず、より快適に使用することができようになります。
AppStore:フラグシップモデルとしてのデザイン性のある存在感

フラグシップに相応しく、デザイン性と質感にこだわっていて、所有欲を満たしてくれます。
イヤホン本体はスケルトン構造で特徴的なデザインとなっており、形状やカラーリングにおいても、ある意味、挑戦的なイヤホンになっています。
SOUNDPEATS H3 ワイヤレスイヤホンの気になる点
気になったところ
- フラグシップモデルですが、ケースのプラスチック素材などがチープさを感じる
- ワイヤレス充電が非対応
それぞれ解説します。
フラグシップモデルですが、ケースのプラスチック素材などがチープさを感じる

フラグシップを名乗るSOUNDPEATS H3ですが、ケースのプラスチック素材は質感でやや見劣りします。
表面の軽さやヒンジの剛性感などで“高級感”を期待するとギャップを覚えるかもしれません。一方で軽量さや取り回しの良さ、キズを気にせず使える実用性はメリットです。
音質や機能に注力した分、外装は合理化した印象で、所有欲よりコスパ重視のユーザーには納得感があります。
ワイヤレス充電が非対応

高音質志向のチューニングや装着性で魅力的な一方、ワイヤレス充電が非対応です。
充電はUSB-Cケーブルのみとなり、置くだけ充電に慣れたユーザーにはやや不便に感じられるかもしれません。ただし、有線充電は安定かつ高速で、バッテリー残量の管理もしやすい利点があります。音質を最優先し、充電の手間より再生体験を重視するユーザーにとっては許容範囲でしょう。
まとめ:【レビュー】SOUNDPEATS H3 ワイヤレスイヤホン|LDAC & ハイブリッドドライバーで納得の音質体験!フラッグシップモデルを試してみた

「SOUNDPEATS H3 ワイヤレスイヤホン」の良かった点は以下の通りです。
良かったところ
- 有線に迫る解像度!ハイブリッドドライバーとLDACが織りなす高音質
- -55dBの静寂とクリアな音声。最強クラスのノイズキャンセリング
- 長時間でも疲れない。独自のセミインイヤー構造と快適な装着感
- 専用アプリ「PeatsAudio」でカスタマイズ可能
- フラグシップモデルとしてのデザイン性のある存在感
「音質」「機能性」「快適性」というイヤホンに求められる3大要素を極めて高い次元で融合させた、フラグシップモデルの一つです。
そのサウンドは、ハイブリッドドライバーとハイレゾ対応コーデックによって、ワイヤレスの枠を超えた解像度と表現力を実現しています。強力なノイズキャンセリングは都会の喧騒を忘れさせ、クリアな通話品質はビジネスの信頼性を高めます。
音質にこだわりを持っている方に、ぜひ試していただいきたワイヤレスイヤホンでした。
