
M1チップ搭載の「MacBook Air」と「MacBook Pro」って結局、どっちがいいの?



性能とか価格とか、自分の使用用途とか、よく分からなくなってきて、考えて、考えて、考えても答えにたどり着かない方、どっちを買ったらよいのか迷っている方、細かい性能のことは横に置いて、とにかくどちらがいいのか教えて欲しい方に向けた記事になっています。
2020年11月に発売されたM1チップ搭載の新型「MacBook Air 13インチ」と「MacBook Pro 13インチ」を比較してみました。
この記事は、MacBook Air/Proの細かいスペック比較ではなく、使用用途に合わせた比較が主な内容となっています。また、MacBook Pro 14インチと迷っているなら「迷ったらM1 MacBook AirでOK!MacBook Pro 14は様子見でもいい理由」をご覧ください。
M1チップ搭載の新型MacBook Air 13インチ/MacBook Pro 13インチを比較


M1チップ搭載の新型MacBook Air 13インチ/MacBook Pro 13インチを比較
M1 MacBook Air 13インチ (2020年11月発売) | M1 MacBook Pro 13インチ (2020年11月発売) | |
価格 | 104,800円(税別)から | 134,800円(税別)から |
色 | スペースグレー、シルバー、 ゴールド | スペースグレー、シルバー |
画面サイズ | 13.3インチ | 13.3インチ |
重さ | 1.29 kg | 1.4 kg |
指紋認証 | Touch IDセンサー | Touch IDセンサー |
ファンクションキー | 物理ボタン | Touch Bar ※escは物理キー |
バッテリー時間 | 18時間 | 20時間 |
画面の綺麗さ | True Toneテクノロジー Retinaディスプレイ 400ニトの輝度 | True Toneテクノロジー Retinaディスプレイ 500ニトの輝度 |
プロセッサ | Apple M1チップ | Apple M1チップ |
メモリ | 8GB/16GB | 8GB/16GB |
ストレージ | 256GB SSD/512GB SSD 1TB SSD/2TB SSD | 256GB SSD/512GB SSD 1TB SSD/2TB SSD |
ワイヤレス | 802.11ax Wi-Fi 6 Bluetooth 5.0 ワイヤレステクノロジー | 802.11ax Wi-Fi 6 Bluetooth 5.0 ワイヤレステクノロジー |
キーボード | バックライトMagic Keyboard | バックライトMagic Keyboard |
電源 | 30W USB-C電源アダプタ | 61W USB-C電源アダプタ |
オーディオ | ステレオスピーカー | ハイダイナミックレンジステレオスピーカー |
2020年11月発売のM1チップ搭載の新型MacBook Airの印象


- M1チップの恩恵を最大限に受けた費用対効果の高いMacBook
- MacBook Proと性能がほぼ変わらない
- M1チップ搭載のMacBook Airでも動画編集が可能!
- 驚異的な充電の持ち
- ファンレスなので無音
M1チップのおかげでMacBook Airでも動画編集がストレスなくできるようになりました。
長時間の重たい作業は、使用しているうちにパフォーマンスが低下してくるため、動画編集をゴリゴリ長時間行う場合は、ファンがついたM1チップ搭載のMacBook Proが良いですね。
軽めの動画編集をしたり、ブログを書いたり、テレワークでオンラインミーティングを行うくらいなら、M1チップ搭載の新型MacBook Airで十分です。
なんといってもバッテリーの持ちが良いのは素晴らしいです。
難しいことは、Appleの公式サイトや他のブロガーさんにお任せするとして、比較するポイントを挙げてみます。
価格で比較するなら
少しでも安いほうが良いという方は、「M1チップ搭載のMacBook Air」で決まりです。
M1チップ搭載の新型MacBook Airは、カスタマイズなしで12万弱で購入可能です。
エントリーモデルとして十分過ぎるパソコンとなっていますね。
なんといっても快適な動作とバッテリー持ちが魅力的。
学生であれば、10万円を切って購入が可能なため、かなり魅力的になったのではないでしょうか。
色で比較するなら
「MacBookといえばゴールドでしょ!」「ゴールドが欲しい」と思っている方は、「M1チップ搭載の新型MacBook Air」で決まり!
「MacBook Pro」では、ゴールドは取り扱っていないのは残念なところ。
本体の見た目は、ほとんど変わらないため、「色」が選択ポイントのひとつですね。
重さで比較するなら
いつでも持ち運びたい、少しでも軽いほうが良いと思っている方は、「M1チップ搭載の新型MacBook Air」で決まりです。
M1チップ搭載の新型MacBook Proとの差はわずかですが、M1チップ搭載の新型MacBook Proはズシッときます。
ファンクションキーで比較するなら
「Touch Barは嫌だ」「ファンクションキーは物理ボタンでしょ!」と思っている方は、「M1チップ搭載の新型MacBook Air」で決まりです。
「いや、新しいものが好きだ」「Touch Barを使ってみたい」と思っている方は、「M1チップ搭載の新型MacBook Pro 13インチ」で決まりです。
Touch Barはかなりクセがあるため、賛否両論あるところ。
Touch Barに対応しているソフトがあれば、操作性の向上につながるので、MacBook Proの場合は 、ぜひ使いこなしてもらいたい。
最近のMacBook Pro14/16インチでは、Touch Barが廃止され、物理ファンクションキーが戻ってきました。今後の選択肢はTouch Barなしモデルになりそうです。
バッテリー時間で比較するなら
外出先での使用をメインと考えているなら、少しでもバッテリーが長持ちする「M1チップ搭載の新型MacBook Pro」で決まり。
MacBook Proのほうが2時間長くバッテリーが持ちます。
M1チップを搭載することによって、効率がよくなり、これまでのMacBookに比べて大幅にバッテリーの持ちがよくなりました。
一日、充電を気にすることなく作業ができるのはありがたいですね。
MacBook Airでも一日作業をしていても問題ないです。
用途で比較するなら
●MacBook Air
・ブログの執筆、ネットサーフィン、メール、Youtube視聴、簡単な画像処理、ある程度の動画処理
・外に持ち出して長時間、作業を行うことが多い
総合的に比較するなら
M1チップが搭載されたことによって、一番恩恵を受けたのはMacBook Airではないでしょうか。
MacBook Airでも動画編集が快適になったのは大きい。
さらにファンレスということで、「サーーーーーーー」という音が出ないのは快適すぎる!
テレワークでオンラインミーティングを行っていても、ファンがないため無音となり、音声の邪魔をすることがない。
とはいえ、M1チップ搭載の新型MacBook Proでも、相当の負荷をかけないと全くファンが回らないため、普段使いには快適です。
- 重たい処理を長時間行うなら、「MacBook Pro」
- 費用対効果を十分に受けたいなら、「MacBook Air」
まとめ:【M1チップ搭載】MacBook AirとMacBook Proを比較!結局、どっちがいいの?


「Touch Barがどうしても馴染めない」「少しでも安く済ませたい」など、譲れないポイントがあれば、MacBook Airに決めることができますが、複合的に比較するなら、自らの使用用途や価格、好みで決めるしかないですね。
M1チップ搭載の恩恵を最大限に受けるなら、費用対効果の高いMacBook Airが良いです。
実際にM1チップ搭載のMacBook Airを使ってみて、以下の感想を持っています。
- スリープからの復活の速さ
- Safariのブラウジングの速さ
- バッテリーが長時間持つことの安心感
- ファンレスの無音の快適さ
- 本体が熱くならない
M1チップになって魅力度が格段にアップしたMacBook Airがおすすめです。

